スマホ音ゲーを音ズレなしで配信する環境

やたらお久し振りです。

いきてます。

特に書くことがなかったので静かにしてましたが、最近は相変わらずスマホ音ゲー「D4DJ Groovy Mix」(以下、グルミク)を遊んでいます。

結構ガッツリハマっており、このゲームのためにiPadも買いました。一番安いやつだけど。

正直そこまで流行ってるゲームでもないですが、まもなく1周年ということで目出度いですね。

【閑話休題】

先日グルミクを遊んでいて、突如ランキング上位入賞を目指してのイベント周回、通称「イベラン」をやる気になり、過酷な挑戦の結果無事31位という自分としては上出来な結果をのこせました。

https://platform.twitter.com/widgets.js

で、このイベラン中やっぱりどうしても飽きてしまうので、ちょっとした戯れにゲーム配信をしてみようと思い色々チャレンジしてみたのですが、結局イベント期間中にはうまく行かず。

そしてその後色々試してみた結果、なんとか納得行く環境が構築できたので紹介しようと思い、超久々にブログを書いているわけです。

ということで以下本題。

前提:今回スマホ音ゲーを配信する方法

スマホの画面を配信する方法は大きく2つあって、一つはMirrativやMildom、Twitchのアプリを介して画面をミラーリングする方法。

もう一つはキャプチャボードを使用しスマホの画面をPCに取り込み、PCを介して配信する方法です。

前者のほうが機材の購入が必要ないためめちゃくちゃお手軽ですが、後者は自由度が高くクオリティの高い配信が可能なことが魅力です。

あとはカメラで手元を映しながらスマホ画面を配信するという、音ゲーも配信環境的にも上級者向けの方法もありますが、ここでは触れないことにします。

自分の場合、配信する上で以下の条件や前提がありました。

マイク、カメラはOFF

ゲームの音はヘッドホンで聞きたい

PC環境はぼちぼち揃っているし、キャプチャボードもある

金は数千円くらいなら大丈夫だけど、既存の機材を買い替えたり万単位の支出はヤダ

ということで、Mirrativなんかを使うと音声はマイクからの入力が基本になるため、必然的に後者の「PCを介しての配信」を言う形式を取ることにしました。

今回使用する機器やソフトは以下

iPad(第8世代):ゲームをプレイする端末。普通。

ノートパソコン:配信の母艦となる良くも悪くもないDellのPC

HD60S:割とメジャーな石鹸ケースみたいなキャプチャボードパススルーあり。

Lightning-デジタルAVアダプタ:iPadの画面をHDMI出力するアダプタ。アップル純正。

OBS:ゲーム配信ソフトのド定番ソフト、無料

グルミク:今回配信したいブシモ運営のソシャ音ゲー

問題点:遅延(音ズレ)

ところが、この「PCを介しての配信」には大きな問題があって、それが「遅延(音ズレ)」です。

大前提としてiPadの画面をPCに出力するためには

[iPad][AVアダプタ][HDMIケーブル][キャプチャボード][USBケーブル]─[PC]

って感じになります。

このとき音声もHDMIケーブルに乗ってPC側に転送されるんですが、PCへの出力中はiPadからは音が流れなくなります

つまり、このままゲームをプレイすると「画面はiPadをみて、音声はPCからのものを聞く」状態になるんですが、キャプチャボードを介して表示しているPC側の画面・音声はiPadの画面と比べて遅延が発生しています。

遅延の幅は使用するキャプチャボードの性能によるようですが、今回使っているHD60Sは4~5フレーム程度の遅延があるようです。

この状態ではタイミングが重要な音ゲーはまともにプレイできませんし、たとえプレイするゲームがRPGなどのシビアな入力が求められないゲームでも、引っかかる感じのする気持ちの悪い操作性になってしまいます。

そこで、多くのキャプチャボードには「パススルー」という機能がついており、PCに出力するのとは別に、遅延のない状態で別の画面に画面や音声をを出力する機能があります。

つまりこの機能を使うとPCと同時に別のTVやディスプレイにiPadの画面や音声を出力することができ、さらにTV・ディスプレイ側は遅延が少ない状態という状態になるので、「画面はiPadをみて、音声はパススルー接続したTVからのものを聞く」という形にすれば遅延が気にならなくなります。

詳しくは配信系のウィキに詳しく書かれています。

https://w.atwiki.jp/live2ch/pages/464.html

当初はこれでうまくいくつもりでした。

が、今回はこの方法が駄目だったので苦労しました。

失敗パターン1:ディスプレイをパススルー接続

幸い手元には低遅延を謳うASUSのゲーミングディスプレイがあったので、早速そちらをパススルーでつないでみました。

が、完全に普段どおりにプレイできるというところまでは行かず。

グルミク側のタイミング調整でなんとかならなくもない程度ではあったのですが、微妙な遅延が発生してしまいました。

なんだかんだでディスプレイは若干の遅延が発生するようで、普段からディスプレイを接続してプレイするならいいのですが、接続したりしなかったりする使い方をする場合はやはり少し気になります。

また、無視できない問題としてパススルー配信のためだけにディスプレイを置いておくのはやたら邪魔で、ゲームプレイ中に視界の端で画面がチラチラ動いてるのも気になる点があります(布などをかぶせてしまえばいいけど)。

あと、今回は使ってないディスプレイがあったから良かったけど、ディスプレイを買うとなると出費がでかいのもマイナス点。

失敗パターン2:HDMI音声分離機を使用

失敗パターン1は一般的によく使用されている構成で、まぁこれでなんとかなると思ってたんですがディスプレイがあまりに邪魔で断念。

ということで、HDMI信号から音声を分離できる機器を購入して接続してみることにしました。

この分離機はスマホより一回り小さいくらいの四角い箱状の機械で、使用に外部電源がいるものの環境をコンパクトにまとめることが出来ます。

お値段は大体¥3,000くらい。

今回必要ない映像情報は捨ててしまっても良いので、分離機にはヘッドホンだけ接続します。

が、結果としてはNG。

分離機を噛ますことで、ゲーム側のタイミング調整でもうまく行かないほどの大きな遅延が発生してしまいました。

また、分離機にボリューム調整がないので、ヘッドホンからの音量が爆音になってしまう点も厳しかったです。

(iPadはHDMI出力をするとiPad側のボリューム調整ができなくなる仕様)

ちなみに、爆音問題はヘッドホンと分離機の間に音量調整付きのヘッドホン延長ケーブルを噛ますことである程度緩和できますが、それでもだいぶ爆音でした。

こういうやつ。

失敗パターン3:Mirrativのイヤホン配信

と、ここで一旦PCからの配信から方針を転換し、なんとか配信アプリの機能でなんとかならんものかと調べていたところ、Mirrativには「イヤホン配信」なる機能があることを知りました。

これは、iPadにイヤホンをつないだ状態で配信し、配信に乗る音声はマイクと内部音源を混ぜたものになるという機能です。

マイク自体はOFFに出来ませんが、うまく行けば及第点の方策だと思い試してみたのですが、iPadはマイクの感度が高くちょっとした音も拾ってしまう上に、内部音源の音量も小さくかなりアンバランスだったので今回のような使用に耐えないものでした。

残念。

失敗パターン4:音声を先に分離

次は手元にある機材で悪あがきということで、音声分離機を接続する場所を変えてみました。

この音声分離機で分離された映像側には分離前と同様に音声が乗っています。

つまり「音声」=ステレオケーブルと「音声+映像」=HDMIに別れているので、HDMIをキャプチャボードに挿せば、PCにはちゃんと音声と映像が取り込めます。

ただまぁ、ボトルネックが分離機そのものにあるので、接続の仕方を変えても結果は変わりませんでした。

成功パターン:映像と音声を別に取り込む

そして、発想をガラリと変えて試した方法がうまくいきました。

iPadをHDMI接続すると音声は接続先の機器から鳴るというのは先述したとおりなのですが、HDMI接続したあとにiPadにヘッドホンをイヤホンジャックに挿すと、音声をiPadから鳴らすことが出来ます。

一方でこの状態だとHDMIには音声情報が乗らないので、このままではPCに音声を伝えることが出来ません。

と、ここで登場するのがステレオイヤホン分配器です。

こういうやつ。

一つの音源から2つのイヤホンやスピーカーに音を分配することが出来るので、今回はこれをiPadのイヤホンジャックに刺してiPadの音声をヘッドホンとPCに出力します。

PCに3極のマイク入力端子があるならそこに分配器から両オスのケーブルをぶっさせばヘッドホンとPC同時にiPadの音声を流すことが出来ます。

自分のノートPCには4極の端子しかなかったので、3極のマイク用USBアダプタを買って来ました。

自分が買ったのは怪しい海外製品だったので心配でしたが、とりあえず問題なく使えました。

こんな感じでマイクとヘッドホンが別々にさせるやつ。

音声自体はうまく分配できて、遅延も0だったのですが、いくつか問題が。

まず1つ目はノイズ。

音ゲープレイ中などはあまり気にならないんですが、ロード中など音が小さくなったときにかなり気になるレベルでノイズが入ることがありました。

ノイズは必ず発生するわけでもなく、発生した場合は先述した「音量調整付きヘッドホン延長ケーブル」を刺し、音量を小さくすることで何故か改善しました。(この場合iPad側のボリューム調整が出来るので、iPad側のボリュームを大きくして相殺します。)

あとこの延長ケーブル、iPadに厚みのあるイヤホン分配器を直接さすと微妙に出っ張るので、分配器の形状次第ではあったほうがいいなと思いました。

2つ目は配信画面側の音ズレ。

この接続方法だと、映像はキャプチャボードを介しているため4フレーム程度の遅延がある一方で、音声は遅延していないので、映像と音声がずれてしまいます。

これは自分には全く影響ないし、そこまで致命的ではないので放置してもいいと思ったのですが、治せる方法があったのでせっかくなので対応しました。

これはOBS側で「オーディオの詳細プロパティ」から該当音源の「同期オフセット」を調整し、音声にディレイを掛けることで治ります。

自分の場合は「ゲーム音声(ライン入力)」という項目がiPadからの音声のため、ここになんとなく80msの遅延を設定しました。(60FPSでの5フレーム相当)

この設定値が妥当かどうか正確にはわかりませんが、配信画面はそこまで正確でなくてもいいと思ってるので妥協できる点かなと思います。

その他細かい点としては、いろいろ噛ませた関係で微妙に音質が劣化している気がしますが、これも妥協できると思います。

要は音ズレなく音ゲーをプレイしながら配信ができでばいいので。

まとめとして、下図のように接続をすることで遅延なし、机スッキリ、低予算で配信環境を構築できたと思います。

今回買い足したものと大体の予算は以下。

ステレオイヤホン分配器:¥800

音量調整付きヘッドホン延長ケーブル:¥700(イヤホン分配器の形状によってはなくても可)

3極マイクUSBアダプタ:¥1,000(PCにライン入力端子があれば不要)

3.5mmオーディオケーブル(両オス):¥300(イヤホン分配器と3極マイクアダプタをつなぐのに使用)

あと必要なのは

・iPad:¥40,000~

・PC:¥100,000~

・キャプチャボード:¥15,000~

・ヘッドホン:¥5,000~

・LightnigAVアダプタ:¥6,000

てっとこですね。

もちろんこの構成はマイクやカメラを使ってないのでそのままでは自分の声とかは入れられないし、PC側の音声が聞こえないのでコメントを読み上げするようにしてても聞こえないので注意。

まぁ、自分はこれで満足しました。

専門家ではないから用語とか微妙に間違ってたらごめんなさいね。

何かわからないことあったらTwitterとかで聞いてください、分かる範囲では答えます。

あと、この通りにやってうまく行かなくても怒らないでね、あくまで自分の場合満足したってだけなので。あしからず。

羅小黒戦記をみてきたよ感想文

某鬼の映画がめっちゃヒットしてる昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

自分は原作もアニメも触っていないため、無限の列車に乗車拒否されているわけですが。

とはいえ、前回「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観に行ってからしばらく映画館に足を運んでいないので、ぼちぼち何か観に行きたいなーと思いつつも世の中こんな情勢なので本当に「観たい!」っていうものを厳選して観に行こうと思っていたところいい作品を見つけました。

それが「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ~ぼくが選ぶ未来~」でございます。

この作品は「中国アニメ映画」っていうめちゃくちゃ馴染みの無いジャンルなんだけど、字幕版が極僅かな上映館&上映期間ながら特にクリエイター系の方を中心にカルト的な人気を集め、そこから口コミで人気が広がって今年11月に日本語吹き替え版が公開されました。

かく言う自分もTwitterでフォローしている複数の好きなイラストレーターさんが推しているのをみて興味が出て今回映画館に足を運んだわけです。

ということで、熱狂的なファンの方が多い作品なのでちょっと恐縮だけど感想文を。

「中国アニメ」を意識しなくてもいいとっつきやすさ

「中国アニメ映画」って言うと「インド映画」みたいに普段主に見てる国産や欧米産の映画と異質なもののように感じるかもしれないけど、今作では日本との文化や慣習の違いみたいなものは殆ど感じないので予想以上にすっと入っていけます。

舞台はもちろん中国なんだけど、気がついたのは食事シーンに点心が多いこと、車が右側通行なこと、地下鉄のセキュリティが厳重なことくらい?

いきなり歌って踊ったりしないし、普通の人の服装や仕草、都会の町並み、田舎の風景や植生も日本と大きな違いがないので、変なところで引っかかることはないはず。

独特なタッチのキャラ塗りや、最近の国産アニメではあまり見られなくなったベタなアニメ的表現を除けばほとんど違和感を感じるところはないし、これもお国の違いっていうよりはこの監督・スタジオの特徴で収まる範疇ですね。

キャラクターデザインもクセがなく「中国アニメ」っていうカテゴリが自分に合うかわからないっていう心配は杞憂に終わること間違いなしなので、興味があるけどなんとなく足を運ぶ勇気が出ない人は是非観たほうがいいよ。

唯一難点だったのはキャラ名がみんな中国読みなのでサブキャラが覚え辛いことくらい。(いうて名前はメインの3人覚えればOK)

見どころは緻密な描写…ではなく大迫力異能バトル

この作品、メインビジュアルや映画サイトの情報だけだとなんとなく「雰囲気映画」みたいに思えるかもしれないけど、ホントのところは「大迫力異能バトル映画」、そう実質アベンジャーズ。

事前情報なしだと「ジブリを観に行ったら気づいたらアベンジャーズだった」っていう感想がしっくりくるくらいギャップがあります。

まぁタイトルも「~戦記」なのでバトルがあるのは予想つくわけですが、ここまでのものが観られるとは思わないでしょうよ。

公式サイトに「バトル編」っていう予告映像があるのでなんとなくのイメージは掴めるかもしれないけど、実際はこれの何倍もすごいからぜひ劇場で観てください。

スピーディーなバトルでも安定している作画・メリハリがあり爽快感の高い異能の演出・ダイナミックなカメラワーク、どれをとっても超一級品のバトルは多分100回繰り返して観れる。

こればっかりは自分の乏しい語彙力だと表現できないのでホント映画観て…。

とはいえメインビジュアル等から抱く雰囲気の良さもしっかりあり、優しいタッチの風景描写や丁寧に描かれた都会の町並み、鮮やかで神秘的な特殊演出などなど美しい描写もバッチリ押さえられているし、ちょっとした小物でも手を抜かない上質な作画は必見。

また、キャラクターの表情の描写が非常に丁寧で無言や空白からも感情がしっかり伝わってくるのがとても高ポイントです。

ただ、その分行間から感情を読み解くくらいの最低限の映画力は求められますが。

実力派本職声優の底力

この作品配給がANIPLEXなのでオタクたちの気持ちをよくわかっていらしゃって、変に芸能人声優を使ったりしていないのもオタク的には非常に高得点。(ごく一部だけ特別出演あるけど)

メインの3キャラはもちろん、あまり出番の多くないサブキャラの声優陣も豪華&実力派揃いで配役もドンピシャ。(参考:公式サイト

特定の作品をあげることは差し控えるけど、やはりアニメ作品や吹き替えには本職声優さんのほうが安心しますわね。

さっきキャラクターの表情描写が丁寧って書いたけど、メインキャラの内2人があまり饒舌じゃないのに多くないセリフから内面やキャラクター性がしっかり伝わってくるのは映像だけでなく声優さんの名演あってのもので、職人芸といっていいレベル。

サブキャラクターの説明はやや言葉足らず

一方で詳しい事情は調べてないが制作スタジオは多分中小っぽく、映画の尺はやや短め(106分)。

また、もともとはFlashで作られたWebアニメが原作でこの映画はその前日譚に当たるようで、作品を100%楽しむには知っておくべき事前情報がやや多く、しかも映画以外は公式で日本語対応されていないのでファンサイトなどから情報を得る必要があるようです。

特に後半にかけて多数登場するキャラクターたちは様々な能力を持っていたり、デザインや立ち振る舞いもサブキャラクタと一括にするにはもったいない存在感があるのに、映画内だけではそこを補強する説明が不足していてやや残念。

もちろんインタビュー(中国語)やパンフレットなどで情報は保管されていると思うんですけど、事情を知らないと「単発作品を観に行ったつもりが、実は原作・続きものだった」弊害を(ほんのちょっぴり)受けなくもないかなーという印象。

ただ映画のストーリー自体は「シャオヘイ」「ムゲン」「フーシー」のメイン3人でほぼ完結するので、事前情報なしでも95%くらいの部分は普通に楽しめるし話についていけないということは全く無いです。

むしろ映画を観てから映画内ではあまり語られなかったキャラクターや背景の補完に原作に手を出してみるのもいいかもしれません。

中国語だけどな!

幅広い人におすすめできる王道エンターテイメント作品

ということでつらつらと書いてきましたが、とにかく「中国アニメ映画」っていう異色作品ながら日本人にも抵抗なく受け入れられそうな「羅小黒戦記~ぼくが選ぶ未来~」。

今回は初めての視聴なのでとにかくアクションシーンの凄まじさにド肝を抜かれてしまったわけですが、キャラクターの心理を描写する丁寧な演出なんかは掘れば掘るほど出てきそうで、一口目からすごい旨味があるのに噛んでも噛んでも永遠に味の薄まらないスルメみたいなそんな作品でした。

そういえば全然触れてなかったけどストーリーはザ・王道。

小難しいことはなく、公式サイトのあらすじとか読んだだけでもカンがいい人ならなんとなく全体像がつかめると思いますが、それでも何回か観たくなる作品。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」もそうだけど、王道・ベタな作品でもここまで魅力的になるんだなーといういい例だと思う。

わかりやすいストーリー、迫力のバトル、丁寧な描写、作品特有の味といろいろな魅力のある作品なので、一般人からオタクまで、老若男女問わず楽しめる良い作品でございました。

キャラクターも親しみが持て話のテンポやメリハリもいいし、露出シーンや残虐シーンもないのでドラゴンボールとかプリキュアがわかるくらいのお子さんとなら家族連れでも十分に楽しめると思います。

でかでかとマス広告を打てばもっと興行成績上がるレベルの作品だとは思うんだけど、この作品を大手に汚されたくないな・・・って思ってしまうのもオタクのサガか・・・。

というわけで、この作品を広めて一般配給にまで持っていってくれた先人たちに感謝、ありがとうそしてありがとう。

【グルミク】DJ道はじめました

最近は先日リリースされたスマートフォン用リズムゲーム『D4DJ Groovy Mix』(以下グルミク)にはまってけっこうガッツリ遊んでます。

このタイトルはバンドリでおなじみのブシモが運営しているので大まかな内容は殆どガルパと共通です。(開発は違うけど)

ということで、遊んでみた感想をつらつらと。

カバーの選曲は20代後半に刺さる一癖あるラインナップ

このタイトルは老舗組の音ゲーとはターゲットに関して結構明確に線引がされてるようで、ガルパが比較的若い層向けに2010年代以降くらいのアニソンやボカロ曲のカバーが多く収録されてるのに対し、グルミクは20代後半~をターゲットにしてるようで、カバー曲の選曲がやや古め(いうて最近の曲がないわけではない)。

グルミクの中では若い曲だけど、なんだかんだで13年前

アニソン以外のカバーも所謂懐メロに分類されるものも多い。

「Dancemania」とか「SuperEurobeat」とかのCDが人気で音ゲーの元祖の一つ「BEMANIシリーズ」がリリースされたのが20年くらい前なので、グルミクもそのへんの世代の客層を狙ったタイトルという認識。

あと版権曲の話をすると、インスト曲やゲームのアレンジ曲が結構収録されているのも特徴で、基本ボーカル曲だけのガルパとの大きな違いの一つになってるかな。

ただ選曲は頭おかしい(褒めてる)

なんで?
だからなんで?

ソシャゲとしてはベタだけど音ゲーとしての作りは良

ゲームの進め方は先述の通りガルパとほぼ共通なので割愛。

リズムゲーム部分はディスク(いわゆるスクラッチ・皿)とかスライダーとか特徴的なシステムがありギミック寄りで、慣れないと頭バグらされる分今のところ譜面自体はガルパより簡単な部類かな。

特にスライダーはどう押すのか、そもそも押さないのかを選択する必要があり、視覚的お邪魔要素にもなってるのでそれが難しくもあり楽しい。

スライダーのフリックノーツやディスクノーツは押下時のサウンドも特徴的で、ちゃんと押せるとかなり爽快感があるのも○。

あと、結構気に入ってるのはリハーサル(スタミナ消費無しでリズムゲームを遊べるモード)でハイスコアの更新やフルコンボ達成した場合もちゃんと通常プレイと同様に記録されるし、アチーブメントなんかの達成報酬ももらえること。

これのおかげで無限に遊んでしまう・・・。

また、段位認定システムも有り、音ゲーとしては結構ポイントを押さえた作りになってるのも嬉しい。

メドレーライブ、特にマルチメドレーが秀逸

そして一番特徴的なシステムが「メドレーライブ」

好きな曲を4曲選ぶとシステム側がいい感じにつなげてそれっぽいメドレーにしてくれる(BPMや曲調が大幅に違うと結構無理がある感じになるけど・・・)

このモードで遊んでも基本的にはスコアやフルコンボなんかは記録されないので正直システム的にはあまり旨味がないんだけど、気分転換に面白い曲のつなぎなんかを探して遊ぶには丁度いい。

ただ、このメドレーが一番メリットになるのはマルチ。

先日まで開催されていたハロウィンイベントではマルチメドレーモードでポイントを稼ぐ必要があったんだけど、他のゲームのマルチって誰かが選んだ曲がランダムで当選してそれをまるっと一曲遊ぶことになるけど、マルチメドレーの場合全員が選んだ曲がメドレーになるので自分が選んだ曲も必ず遊べるし、あんまり好きじゃない曲もサビ=曲の中で一番美味しい部分がメドレーになるのでまぁ許せるって感じ。

自分は結構曲の好き嫌いがあるから音ゲーのマルチあんまり遊ばないんだけど、この形式なら普通に苦もなく周回できたので次のイベントもマルチメドレー形式が良いなぁ。

スタミナの上限は低い

一方遊んで気になった点もちらほら。

まず先述の通りこのゲームはスタミナなしでもリズムゲームとしては無限に遊べるんだけど、一方でスタミナの上限は低くて1時間で1回復するのに最大で5までしか貯めておけない(1曲遊ぶのに1消費)。

なので普通に生活してると睡眠中とか仕事とか外出とかでスタミナがあふれるタイミングが絶対出てくるのが微妙に気持ち悪い。

一応オートプレイでもスタミナを消費すれば減額されるとはいえ報酬はもらえるので無理やり消費することはできるけど、それもなんかもったいないんだよね。

アイテムでの回復量は5のままでいいので、ガルパと同じ10くらいまで貯めさせてくれれば嬉しいところ。

キャラ育成はなかなか渋い

次に気になる点としては、キャラのレベル上げがかなり渋いこと。

このゲームもソシャゲの例にもれず「ゲームクリア→報酬受取→キャラ育成」という流れなんだけど、ライブクリアしてもキャラクターには経験値が入らず経験値アイテムが貰える形式。(経験値とは別に親密度がありライブクリアではそちらが上がる)

ただ、通常のプレイでは一回のプレイでもらえる経験値アイテムが雀の涙で、基本的にはイベントやアチーブ報酬なんかがメインになる感じ。

一回のライブでEXPチケット銅=経験値100を10枚強もらえるが…

他にも所謂限界突破にもレアアイテム(クリスタル)が必要になり、最高レアである☆4のキャラクターを完凸するにはクリスタルが合計19個必要になるが、現状ではイベントでの配布以外にはガチャでのキャラかぶりしたときにもらえる欠片的なアイテムで交換するくらいしか入手方法がない。

ちなみに交換レートは欠片10個でクリスタル1個。

欠片の入手は☆2(実質最低レアリティ)で1個、☆3で10個、☆4で30個。

余談だけど☆4かぶったときのダメージでかすぎて虚無になる。

せめて欠片200個くらいほしい。

欲を言えば2兆個くらいほしい。

このゲームも突き詰めるとバンド統一、属性統一とか必要になってくるのでガルパの常時5倍までとは言わないけど、もうちょっと育成楽にしてくれとは思うなぁ。(そこまで育成をやりこむかは別の話だけど)

ちなみにリハーサルモードでも一応アイテム報酬はもらえるけど、経験値100のアイテムが1個とかなので流石に虚無。

一方で、ガルパとは逆にキャラのスキル上げはかなり楽で、前述の親密度が5000貯まるごとにそのキャラ用のスキル経験値アイテムがもらえる。

親密度は一回のプレイでだいたい60~もらえる上にリハーサルでも満額もらえるので、目標数字の大きさに反して意外と貯まる。(逆にオートプレーだと大幅に減額される、どうも自分で押したノーツの数に比例して貯まる仕様?)

スキルレベルの上限も5と低いので、リリースから間もない今でも複数キャラを最大レベルにすることができるレベル。

ただスキルレベルが上がってもスキル効果時間が1秒ずつ伸びていくだけなので、そこまで目に見えてスコアが上がったりはしない。

ルームマッチがないなど、後続なら押さえて欲しい機能がちらほらない

あとは細かい機能面で、マルチプレイが現状ランダムマッチしかない、SDキャラの衣装が選べないなどガルパでできたことが微妙にできないのもややマイナス。

育成にも関わる部分としては所謂曜日クエのようなボーナスクエストがないのもプレイのメリハリという面で物足りなく感じる点かも。

同じ運営会社の後発ゲームなのでガルパにあった機能がないのはちょっと気になるので、今後のアップデートによる機能追加に期待したいところ。

収録曲に興味があったら普通におすすめ

ということで、総評としては

  • 音ゲーとしての作りは良好で、独自性のある操作も爽快感があって◎
  • スタミナなしでも不自由なく遊べる
  • 一昔前のカバー曲と癖のあるインスト曲のラインナップが特徴
  • キャラ育成は渋い
  • 細かい機能追加は今後に期待

といった感じ。

音ゲーとしては普通の落ち物系なので、結局は収録曲が好きかどうかが全てかな。

自分はボカロほとんどわからんし、ガルパはオリジナル曲があんまり好きじゃないのでとりあえずこっちに移住して細々と生きていこうと思います。

ガルパ勢の人も片手間に遊んでみてくだせ。

見つけたよ!私のせんsyDJ道

【ネタばれあり】永遠と自動手記人形観て死んだ話 

ヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品がありまして。

元々はラノベで2018年くらいにアニメ化され、そしていろいろあって明日2020/9/18に新作劇場版が封切されるわけですが、やっとこ既存アニメ作品の予習が終わりました。

TVシリーズ(+エクストラエピソード)はNetflixで配信中なんですが、劇場版前作「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 永遠と自動手記人形」はまだ配信が始まっておらず、新作劇場版と同じ9/18にNetflix配信ということで「ヒャァ、がまんできねぇ!」ってなって円盤を買ってしまいました。

BDも値段相応かそれ以上に凝った作りになっていて所有してる満足感が高く、配信直前に買ったことを全く後悔させない逸品ですね。

つーことで折角なのですげーいまさらだけど感想をダラダラと。

※以下ネタバレあり

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【TEPPEN】雪豹杯 現物系賞品受け取り方法

0.事前準備

雪豹杯の現物系の賞品は「Amazon欲しい物リスト」を介して行います。

そのため、受賞者はAmazon.co.jpのアカウントを作成してください。

1.賞品受け取り用公開リストの登録

ご自身のAmazonアカウントに以下の設定の「欲しい物リスト」を登録してください。

①公開非公開の設定:公開 or リンクをシェア

②リストの用途:自分

③受取人:ハンドルネームなど(本名は登録しないでください)

④受取先住所:

氏名にはハンドルネームなどをご登録ください。ただし、配達員の方に見られてもかまわない名前にしてください。

その他住所は通常通りご登録ください。

住所の最後に「【自分の名字】様方】を付けてください。

例:自分の名字が「佐藤」の場合、「東京都***市**町1234 佐藤様方」のようにご登録ください。

第三者の出品の商品の発送同意書:チェックボックスをONにしてください。

2.賞品URLの案内

主催者から受賞者に賞品のURLが送られるので、その賞品を1で作成した欲しい物リストに登録してください。

リストへの登録が完了したら、1のリストのURLを「リストの共有」で取得し主催者にご連絡ください。

3.主催者による購入

共有いただいたリストの商品を受賞者あてに主催者が購入します。

到着までしばらくお待ち下さい。

※注意点

Amazon欲しい物リストによる賞品の発送では匿名性は100%守られるわけでは有りません。

以下の点にご了承ください。

①受賞者の所在都道府県がわかってしまう

②不慮の事態で住所がわかってしまう可能性がある(ショップからの発送確認メール等)

③運送会社への照会などで最寄りの営業所まではわかってしまう

主催者側も対策として

①ショップからのメールは開かない

②発送賞品の照会はしない

ことをお約束しますが、発送トラブル等が発生した場合はこの限りではございません。

不慮の事態で住所・氏名等が主催者に知られてしまう可能性があることをご理解・ご承知置きください。

また、主催者側も不慣れな点があるので、主催者側の住所・氏名が受賞者側に通知されることがあるかもしれませんが、その際には見なかったことにしていただけると助かります。

ナムル風サラダ

久々に料理のお話。
とうとう我が家にも給付金の申込用紙が届いたので、ちょっと奮発して厚いお肉を買いました。
で、その付け合せに作ったナムル風サラダが美味しかったので作り方を残しておきます。

【材料】
ニンジン:1本
きゅうり:1本
もやし:1袋
★塩昆布:大さじ3
★ごま油:大さじ3
★醤油:大さじ1/2
★チューブにんにく:4~5cmくらい
★白ごま:好みで
塩:適量

【作り方】
1.ニンジン、きゅうりを千切りにして塩もみする
2.もやしは軽く洗って耐熱容器に入れ600Wのレンジで3分くらいレンチン
3.野菜共の水分をきって★の調味料と一緒にビニール袋にぶっこむ
4.適当にもんだりして、冷蔵庫に突っ込んで15分くらい置く。
5.完成

千切りはまぁまぁ面倒だけど米炊いてる間とかにできるんでオススメ。
ちゃんと水気をきれば3~4日位はもつみたいだけどどうなんかね。
まぁ早めに食べきるのがいいかもね。

まぁ、気が向いたら作ってみてください。
あと味付けは好みで調整してね。

スマホゲー「満月の夜」で遊んでます。

ご無沙汰してます。
生きてました。

最近はちょっとTEPPENをお休みして、先日日本語対応した「満月の夜」っていうスマホゲームで遊んでます。

このゲームはいわゆるデッキ構築型ローグライクカードゲームってやつで、Slay the Spireのヒット以来PC向け、スマホ向け問わずちょくちょく見る感じのジャンルです。
シングル用ゲームなので連休なのに外出自粛でやることがないときにダラダラ動画とか見ながらやるのにちょうどいい感じ。

「満月の夜」はSlay the Spireよりも簡単で、Overdungeonよりはちょっとむずかしいくらいの難易度でスマホで遊ぶにはお手頃な感じ。
戦闘は1vs1のターン制。
基本無料ですがキャラ(職業)のアンロックが有料なので、無料で遊べる範囲はほぼ体験版みたいな感じです。
他の課金要素としては広告OFFとかゲーム進行をちょっと有利にしてくれる要素有り。

いいところ
・キャラクターやモンスターのイラストは○
・1プレイの時間が丁度いい
・このジャンルのゲームとして手堅い作り
・ストーリーが割としっかりしてる

悪いところ
・ジャンルの宿命として序盤がだるい
・音楽や背景のパターンが少なく単調
・カードの日本語訳が怪しい物があり、中には致命的な誤訳も
・チュートリアルみたいなゲーム内での説明が皆無

ということで、せっかくなのでゲームシステムをわかる範囲で紹介。

フィールド画面
Screenshot_20200505-121107
このゲームのフィールド進行はSlay the Spireとかとちょっと違って分岐は有りません。
3枠にイベントが提示されてその中から選んでいくのはありがちな感じだけど、選ばなかった枠のイベントはそのまま残り続けて好きなタイミングで選択できます。

なので、ショップを覗いたらいいカードが売ってたけどお金が足りないみたいなときに他のゲームだと諦めるしかないけど、このゲームだと他の枠でモンスターを倒してお金を稼いで再訪問して購入みたいなことが出来ます。

イベントは画面上の「残りのページ数」分だけのこっていて、残りページが少なくなるとボスが登場します。
つまり、フィールド用のデッキみたいなものがあり、そこから常に場に3枚になるようにめくりながらイベントをこなして、めくりきったら次の章へ、みたいな感じです。

イベントは「バトル」「ショップ」「宝箱」「鍛冶屋」「酒場」「分岐路」「包帯」「回復の泉」と特殊イベントマス。
「バトル」以外はスキップ(処理しないで破棄)可能。
それぞれのイベントは
・ショップ:お金を消費してカードを購入。提示されるのは3枠
・宝箱:ランダムなカードを獲得。たまにリロールできたり2枚入ってたりする。
・鍛冶屋:手持ちのカードから選んで強化。1回めは無料で、連続で強化すると高額になってく。
・酒場:手持ちのカードから選んで破棄。1回めは無料で(以下略
・分岐路:場に出てる3枚のイベントをシャッフル。
・包帯:微量回復。1枠で2回使用可能。
・回復の泉:回復マス
って感じ。

HP回復がぼちぼちできるので、Slay~ほど被ダメを気にする必要はなし。

各職業ごとにフィールドスキルみたいなのがあり、デッキを強化するのに役立って結構強い。
フィールドスキルは1度使うとクールダウンに入り、規定回数戦闘をするとまた使えるようになるので、使えるときはガンガン使うほうがいい。

バトル画面
Screenshot_20200505-121128
バトルは手札をモンスターのところくらいまでドラッグして使用しながらすすめる。
カードを使い切るか、使えるカードが無くなったら「ターン終了」を押して敵のターンへっていうオーソドックスな感じ。

カードの種類は
・攻撃カード:敵にダメージを与えるカードが多い。
・行動カード:色んな効果があるカード。カードの左上に書かれた数字の分アクションを消費して使う。
・装備カード:使用すると常駐して効果を発揮し続けるカード。1回装備するとデッキから取り除かれる。
・魔法カード:色んな効果があるカード。カードの左上に書かれた数字の分MPを消費して使う。
・魔力カード:MPを貯める効果のカードが多い。
・祈りカード:使用時に詠唱ターン数を選択して、詠唱ターンが経過したときに効果発動。詠唱が長いほうが強い。
・カウンターカード:場にセットして敵が行動したときに効果を発揮するカード。要はトラップカード。
があり。
職業によっては登場しないカードタイプもあり。

自分のターンのはじめに墓地のカードをすべてデッキにくわえてシャッフルし直すので、デッキの枚数が多かったりするといつまで経ってもキーカードが引けないなんてこともある。

攻撃、装備、魔力、祈りカードはコスト無しで使える。
行動カードで使用するアクションは自分のターン終了時に一定数回復。初期値は1でレベルアップ時の効果とか、祝福(各章の序盤にもらえるパッシブ効果)で回復量を上げることが可能。
魔法カードで使用するMPは魔力カードとか装備とかもろもろで回復。

装備カードはレベルアップ時のボーナスなんかでもらえる「装備枠」にセットすることが出来て、装備枠にセットした装備は常に装備状態になって戦闘開始時から効果を発揮する。

敵を倒すとお金と経験値がもらえて、経験値が一定まで貯まるとレベルアップ。
最大HPが増加して、ランダムでカード、パッシブ効果2種類から1つを選んで獲得できる(スキップも可能)
HPも回復する。

戦闘中も各職業ごとのスキルが使用可能で、スキルはレベルアップで最大2種類まで覚える。
クールダウンはスキルごとに独立で、これも規定の戦闘回数をこなすと再度使用可能になる。
どれも強いけど、今の所あんまり使わない感じ。

職業
ゲーム開始時に選択。
ドロップするカード、パッシブ効果の内容、スキルの内容が変わる。

女騎士
無課金で使える唯一の職業。
はじめから選択できる職業。
攻撃カードと装備で戦う。
防御は装甲がメイン(装甲の数値までダメージを防いでくれるアレ)。

装備品と攻撃カード、とくに装備アイテム数で効果が上がるカードとかのシナジーで攻める感じ。
ターン中に与ダメの分装甲を獲得するカードがぶっ壊れ性能。

フィールドスキルは手持ちカードの強化。
結構便利。

レンジャー
行動カードをガンガン回しながら戦う職業。
防御は回避と行動カードでの妨害がメイン。

アクション回復、ドロー効果のあるカードをガンガン回してデッキを掘っていき、アクションを使用した回数に応じて強化されるカードでフィニッシュする感じ。
敵の行動を阻害するアクションが強くて、うまく行けばラスボスもほぼ完封できたり。
回避率を上げて、回避時にダメージを与える装備・祝福があるとエグいことになる。

あと地味にお金をもらえるカードが多いので狙ってデッキを組みやすい気もする。

フィールドスキルは無料の宝箱。
ボチボチの性能。

魔女
主に魔法カードで戦うキャスター。
他のキャスターと比べてどちらかというMPを溜め込んで大魔法でドカン!という感じの職業。

いまのところ感触だと氷属性中心の構築がおすすめで、相手の攻撃力を下げる凍結状態異常が付与できる上、凍結状態の敵にさらに氷魔法をつかうとダメージが倍になるので攻防一体で強い。

フィールドスキルは1回ショップからの購入の半額化。
ショップに行けなかったりいいカードが売ってなかったりするとクールタイムが無駄になる可能性があるけど効果自体は結構便利。

シスター
唯一祈りカードを使えるキャスター。
攻撃は弱い分回復できるカードが多い上に、オーバーヒール分を装甲に変えられるカードが多い。

回復で耐えながら祈りとDOT魔法で攻める感じ。

フィールドスキルは手持ちのカードのランダム変化。
運が絡むけどいらないカードを実質破棄できるので結構便利。

マジシャン
特殊なキャスターその1。
無課金でも女騎士をクリアすると使用可能という情報をTwitterでいただきました。
情報ありがとうございます。

何度でも手札に戻ってくる代わりに使うたびにMP消費が上がる魔法カード「ポーカーダーツ」をひたすら打ち続けて、魔法カードを使った回数で強化されるカードとかでフィニッシュする感じ。
防御はザルなのでコンボでの短期決戦を挑むと強そうな感触。

フィールドスキルはショップの陳列のなかから一番左のカードを盗める。
ショップの陳列次第。
運が相当悪いと腐り続ける。

薬剤師
特殊なキャスターその2。
HP回復手段はまぁまぁあるけどやっぱり防御がザル。

ポーション系を中心に消費が軽い魔法をひたすらぶん回して行くスタイル。
デッキにポーション系魔法を増やす手段が多いので、デッキを掘りながらポーションをまとめてぶん投げる攻撃アクションでフィニッシュしたりすると強い。

あと戦闘中限定で最大HPを上げる手段がけっこうあって、最大HPをあげまくったあとに自分の受けているダメージ分だけダメージを与える行動カードでフィニッシュするプランも有り。

フィールドスキルは手持ちのカードを売る。
普通ならお金を払って破棄するところ、逆にお金もらえる。
めっちゃ強い。

人狼
憤怒っていう特殊システムで戦うクラス。
魔法は使えず、装備カードの種類も少ない。
レンジャー並に行動カードへの依存が大きいけど、レンジャーほど簡単にアクションとドローを賄えるカードがないので構築がむずい。

憤怒は特定のカードでチャージや最大値を増加できて、チャージ時に憤怒のスタック数のダメージを与える。
憤怒が最大値のときにチャージされると、チャージされた数値の回数だけスタック数のダメージ。
一見結構ややこしいけど、例えば
・憤怒の最大値が4で、現在値が1。ここに2憤怒をチャージすると敵に3ダメージ。
・憤怒の最大値が4で、現在値が4。ここに2憤怒をチャージすると敵に4*2ダメージ。
ってこと。
つまり憤怒の最大値が高いと1回の攻撃ダメージ量が大きくなるけど、チャージし切るまでの弱い時間が長くなる感じ。

攻撃面はめっちゃ強いけど、防御面がダントツでザル。

フィールドスキルは宝箱2つから1つのカードを選んで取得。
強そうに見えるけどクールタイムがめっちゃ長いし、どんなに引きが良くても1つしか獲得できないのでレンジャーよりやや使いにくい。

だいたいこんな感じ。
女騎士とレンジャーは結構簡単。
ほかはむずい印象。

サクッと遊べるし結構おすすめですぜ。

【TEPPEN】第1回雪豹杯ありがとうございました!第2回&対戦交流会開催します。

【雪豹杯について】
2/10開催しました「第1回雪豹杯」ご参加&Twitterでの拡散ご協力ありがとうございました!
初めての開催ということで特に開幕直後ごたついてしまい、参加者の皆様にご迷惑をおかけすることも多々あったかと思いますが、皆様のおかげで無事終了する事が出来ました。

大会結果はこちらから。
https://vs.lobi.co/competition/CaE8Y
入賞された皆様、おめでとうございます!

使用デッキは優勝のアイラさんが「黒単棘とばしネルギガンテ」、準優勝のこばっしーさんが「黒単瞬獄殺豪鬼」と、黒対決になりました。
ランクマッチだと結局あくび春麗が強いと思いますが、デッキ固定ということであくびに有利がつきやすく、不利対面の少ない黒デッキを使うプレイヤーが多かったのかもしれません。

今回の課題としては、
①1回戦から試合があった人となかった人で進行に大幅なばらつきができてしまい、待ち時間が発生してしまった。
②いきなり2回戦から始まる試合が多く、開始時間がわかりにくかった。
③対戦チャットに招待された時にすぐに気づけないことが多かった。
④運営配信が地味だった。
といったところでしょうか。

対策として
①、②1回戦と2回戦は開始時刻を固定にする。または、2本先取は準決勝からなど前半の試合にかかる試合時間を少なくする。
③これは単純にシステムを理解してなかっただけなので、次からは大丈夫
④配信環境を整える(特に画面表示、BGM)
 配信の計画とPC側の画面レイアウトをもうちょっと事前計画を立てる。
 って感じで次からやっていこうと思います。
 
ちょっと視る画面が多いので、サブモニタを繋がないと厳しかったかなーとも思ってます。
不戦敗までの時間も5分でよかったかなーと思ったので次回は変更しよう。
2デッキ登録制にするか1デッキ固定にするかこの辺は良し悪しだし環境にも依存する点かなーと思ってますが、「雪豹杯はこの形式!」っていう風に決めちゃおうと思います。

次回の「第2回雪豹杯」は学生さんが都合つきやすいとのことで、日曜昼に開催予定です。
シーズンが終わった次の日曜日、3/8(日)14:00~を予定しています。
Lobi認定も申請してみましたので、通らば賞金が増えるよ!やったね!

大会詳細はこちらから!
https://vs.lobi.co/competition/NCRvH

【雪豹杯Lite -対戦交流会- について】
シングルエリミネーションのガチ目大会の「雪豹杯」とは別に、スイスドロー形式の対戦交流会も定期的に開いていきたいなーと思ってます。

まずは試験開催で、今週の土曜(!?)に試験的に開催します。
応募期間がめちゃくちゃ短いのでなかなか人も集まりづらいかと思いますが、お時間ある方はぜひ遊びに来てください!
詳細は以下のURLから。
https://vs.lobi.co/competition/NJc0H

対戦交流会でスイスドローを採用した理由としては、負けても規定回数必ず試合があるので「大会出てもすぐ負けちゃうから楽しめない」っていう人にこそ参加してほしいからでっす。
(なので、「大会」ではなく「対戦交流会」って名前にしてます)

まずは今回でスイスドロー形式での運営の仕方を把握して、次からはちゃんとした形で曜日や形式を決めて開催していきたいですね。

ということで、自分の大会/対戦会としては
・ガチ目のシングルエリミネーションの「雪豹杯」(Lobi認定取得予定)
・カジュアルなスイスドロー対戦会の「雪豹杯Lite」
の二本立てでやっていきたいなーと思ってます。

「雪豹杯」のほうは自腹も加えて賞金をちょい盛りしていく予定です。
「雪豹杯Lite」はとりあえず今回は謝金的な意味で本当にわずかばかりの特典を付けてますが、今後はどうするか迷い中。
もう少し定着して賞金なしでも人が来てくれるのが理想ですね。

というわけで、今後もTEPPENの大会を欲望の赴くままに開いていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

【TEPPEN】オンライン大会「第1回雪豹杯」を開催します

MirrativでTEPPENやガルパをだらだらと配信してはや1ヶ月半。
なんかキャンペーンでオーブとやらをたくさんもらえて、気が付けば3000円分のiTunesかGooglePlayのギフトカードと交換できるとのこと。

とはいえ今課金してるゲームってTEPPENしかないし、そのTEPPENも現最新パックTFSのレジェンドはすべてそろってるどころかソウルも10万近く溜まっていて資産としては十分あります。
どうせスキンは出ないしね!
新弾もいつものペースなら3月頭なので、直近ギフトコードの使い道がないんですよね。
Amazonギフトとかだったらなんか買ったと思うけど。

で、課金以外でTEPPEN関係のことに泡銭をチャチャっと吐き出してしまおうということでいろいろ考えた結果、大会を開くというまぁ無難な結論に落ち着きました。

ということで、2/10 21:00からLobiトーナメントを利用してTEPPENのオンライン大会開きマース。
詳細は以下URLから。
https://vs.lobi.co/competition/CaE8Y

Lobiの認定大会ではないので認定大会特典はありませんが、上記のとおりMirrativのオーブもあるし、昨年末に企画した大会運営者応援企画の予算も余ってるので、心ばかりですが賞金を用意しました。
奮ってご参加ください!

以下追記とか駄文とか補足とか。
別に読まなくていいです。

続きを読む »

Androidスマホを有線LANに繋ごうとしたおじさんの話

前回、前々回の記事で触れたとおり、スマホを機種変しました。
コスパ最強のゲーミングスマートフォン「BlackShark2(国内版6GBモデル)」に。

というわけで、せっかくだから俺はこの有線LANを選ぶぜ!ってことで色々買ってみました。
繋いでみました。
死にました。

ということで、ここに色々記す。

【基本:スマホを有線LANにつなぐには】
当たり前の話ですが、スマホは有線LANにつなぐことを考えて作られていないのでそのままではLANケーブルを差し込むことができません。

ので、有線LANアダプっつうものを噛ませてLANケーブルをつなぐわけなので、まずはそれを準備します。
(AmazonでLANアダプタとかで検索すれば見つかります、自分の端末にあった接続端子のものを選びましょう)
こんなやつ。
61Wekd45BGL._AC_SL1280_

他に必要なものはLANケーブルくらいですね。
ただし有線LANアダプタから更に自分のスマホの端子に合わせるアダプタが必要になる場合もあります。(後述)

iPhoneは話が早く、殆どの場合ケーブルを繋いでやれば有線ネットワークになるみたいです。
よく知らないけど。

問題はAndroid端末で、機種によっては接続するだけでよかったり、設定が必要だったり、そもそも有線接続できなかったりとまちまちです。
因みに自分が前まで使っていたXperiaXZ1はそもそも有線接続できない端末、今使ってるBlackShark2はケーブル指すだけでOKなやつ。
自分の端末がつながるかどうかは実際に試してみるか、「機種名 有線LAN」とかでググって調べるしかないです。
設定がいる端末の場合は、開発者オプションのUSB設定をイジる必要があります。
これも「android 有線LAN 設定」とかでググれば出てきますが、とりあえずちょっと前の機種の人はこの手順で自分の端末が有線LANの設定があるか見ることができます。
(この設定ができる機種なら有線LAN接続可能)

【実践:機器をつなぐ】
《LANケーブル》
まぁ、当たり前ですけど有線LAN接続するためにはLANケーブルが必要だぜ!
まずはルータ等から、実際にスマホを使う場所までの長さをイメージして買うケーブルの長さを決めましょう。

で、ここからが重要な話でLANケーブルにも色々規格があるので、うっかり安いケーブルを選ぶと有線で接続したときに回線速度がガタ落ちするっていう場合もあります。

とりあえず細かいことは置いておいて、CAT6A、CAT6Eのケーブルを選んでおけばOKです。
(これ以上の性能のケーブルも色々ありますが、一般的にはこのどちらがでいいです。CAT7以上のケーブルを使う環境の人はそもそもこんなブログ読む必要すらないですしね!)

あとできればケーブルはスタンダードタイプ(丸線)がおすすめです。
フラットケーブル(薄いケーブル)は便利で見栄えもいいですが、ノイズに弱く安定性で劣ります。
住宅の事情でフラットケーブルじゃないとならない場合などは仕方ないですが…。

《有線LANアダプタ》
そして、肝心要のこれ。
都会の人は近くの電気屋、田舎の人はAmazonで探してみて下さい。
そこそこ見つかると思います。

個人的にはスマホを有線LAN化するなら、いろいろハブ機能がついているものよりシンプルに変換だけのものをおすすめします。
ハブがついているものは便利な気がしますが、結局ゴテゴテして取り回しが悪いし、結局そのハブも使いませんから!
あと、Android特有の問題かもしれませんが、ハブで充電ケーブルを指しても有線LAN接続中は充電ができません。
どうもUSB端子をネットワーク通信用に専有しているようです。

で、実際どのアダプタを選べばいいかというと
・自分の端末の接続端子に変換できるもの(最近のAndroidならUSB Type-C、iPhoneならLightning)
・商品説明なんかに「1000Mbps」とか「ギガビット対応」とか書いてあるもの
この2点だけでOKです。

もしこの両方を満たすいい商品がなければ、ギガビット対応のUSB Type-A(パソコンとかのでかいUSB)の有線LANアダプタを購入して、さらにUSB TypeA→Lightning or USB Type-Cの変換器を噛ませる必要があります。
このときUSB変換器はUSB3以上の規格に対応しているものがおすすめです。

つまり絵にすると…
1.USB変換を噛ませない場合
有線接続図解

2.USB変換を噛ませる場合
有線接続図解 のコピー

(表現として間違ってる所あると思いますが、嘘はついてないと思うんで許してちょんまげ)

【結果:実際に繋いでみて】
有線LAN接続がうまくいくと、Androidの場合通知欄に「<–>」みたいなアイコンが出ます。
Screenshot_20200119-133744
上図の真ん中のアイコンですね。

速度テストの結果は自分の過去ツイートから

https://platform.twitter.com/widgets.js
時間を変えたりして何回か計測してみましたが、数字の上下関係は常にこんな感じでした。
回線テストはFast.comを利用。

ということで、速度自体は残念ながら無線に軍配が上がります。
いろいろな変換器をつなげることで速度が抑制されている、そもそもスマホ側が有線接続に最適化されていないなどが原因として推測されます。
が、レイテンシ(通信遅延)自体は改善されているので、数字上はラグの改善などには良さそうです。

アプリの話になりますが、TEPPENは自分の環境だけを改善しても通信ラグは無くならないのが現実のところ。
対戦相手の通信環境やガンホーのサーバなどの状況も対戦環境に影響するので、相手の矢印が飛んできたり目の前で止まったりするのは多分防ぎようがないと思います。
が、こっちの矢印が予想を裏切ったり、こっちのカードが浮いたりするのはある程度防げる可能性はあります。
あとは、通信が安定すれば切断負けなども減るかと思いますし、恐怖の電子レンジの影響も受けにくいです。

あとは、有線でつなぐデメリット。
それはもちろん、プレイ環境が限定されること。
普段からゲームをテーブルや机などで行儀正しくプレイしてるならいいんですが、自分みたいに寝転がってプレイしてみたり、最悪ベッドの中で遊ぶような人間には有線接続は思ったより足かせになります。

また、ルータがある部屋から自室までが遠いとかの場合はそもそも有線接続は困難ですしね。
Androidの場合有線LANにつなぐと充電できないのもけっこう厄介です。
有線LANアダプタも軽いとはいえ、接続中は引っ張られる感じがして違和感があるのも否めません。
(特にTEPPENは横持ちのゲームなので…)

【まとめ】
TEPPENを遊ぶ前提の話ですが、

有線接続のメリット:
・通信状況の安定が見込めるので、自分の矢印が止まったり自分のカードが浮いたりを減らせる(可能性がある)
・通信切断が起きにくくなる

無線でも有線でもあんまり変わらないこと:
・平均通信速度

有線接続のデメリット:
・機材に少なからずお金がかかる
・プレイ、導入できる場所や状況が限定される

といった感じでしょうか。

結論としては今通信が不安定すぎてキレそうとか、ダメ元でも環境良くなる可能性があるならチャレンジしたいみたいな人以外には正直そこまでおすすめできないなーというところ。

ただ、有線LANアダプタとLANケーブルだけなら合わせても安いものなら3000円あればお釣りがくるんで、チャレンジしてみてもいいかもしれません。
(いろいろハブが付いているものや、アップルの純正アダプタはそこそこお値段しますけどね)

あと、回線速度が全然出ない!って人はまずLANケーブルやルータを疑ってみることをおすすめします。
とにかく全ての機材、ケーブルをチェックしてCAT5のケーブルが混入していないか、100-BASEまでの機材が混ざってないか見てみて下さい。
(ルータなんかは型番でググれば詳細仕様が出てくると思います)

ぶっちゃけ今はTEPPENサーバ重い気がするんで、何処までプレイヤー側で解決できるかわかりませんが少しでも良い環境でプレイできるといいっすね!