CMなんかでちょいちょい観てて気になってた「翔んで埼玉」観てきました。
正直半信半疑だったんだけど、映画レビューサイトの評価が良かったことと、蕨に住んでたことあるんで、アルフィーの高見沢氏がなんか面白い取り上げられ方するってことで、「アリータ」と迷ったけどこっちを。
正直予想以上に面白かったよね。
バカと悪ノリもここまで徹底してやれば許されるって感じ。
爆笑するみたいなポイントはあんまりないけど、ずっと半笑い。
ストーリー自体に意外性とかはないけど、ちょっと面白い仕掛けがあったり、オーソドックスながらよく出来てるし、なにより2時間弱座ってみてても全然疲れない。
いい意味で肩の力を抜いて2時間を浪費するための映画でしたわ。
あと、なんといってもGacktという存在。
正直Gacktは演技派ではないし、彼より演技のうまい俳優さんはゴマンといるけど、この映画に関してはGacktなしじゃ成り立たない。
それくらいGackt=麻実麗。
Gacktのルックスや立ち振る舞い、お正月の格付けチェックの一流のイメージ、普段からのいい意味で演技かかった感じ、すべてがあの大げさな作品世界感にかっちりハマる。
そしてこんな悪ノリ100%映画に乗っかるキャラクターとノリの良さ。
現実離れと親しみやすさの両立。
まじGackt。
EDテーマのはなわは、今更かよって思ってたけど、いざスタッフロールで流れるとすごい興味そそられる感じで良かった。
難点は、腐というかなんというかなシーンが有ったりするんで、そういうの苦手な人は注意。
あと基本的に関東圏ネタオンリーなので、わからんと置いてけぼりにされるかもね。
わいは新潟で観たけど、こっちの人はわからんネタもあるやろなぁと。
十万石まんじゅうとか。
あと、Gacktがすげー色っぽく喘ぐので、そういうの好きな人は観に行ったほうが良いよ。
とにかく、1800円捨てる覚悟でネタで観に行ったらあたりだったって映画でしたとさ。